人が歩けば格差に当たる世界の到来?|自分の人生を諦めないためにできること

最近読んだ本『一番やさしいピケティ「超」入門』

 

 

このままいくと21世紀の社会では、6分の1の「富める者」と、6分の5の「貧しき者」に二分される世界がやってくるかもしれないと書かれています。

それは、

 

犬も歩けば棒に当たるように、人が歩けば格差に当たる社会

 

6人に一人がリッチな富裕層ですから、私たちの身近なところで経済格差を感じる機会が増えるということですね。

原著『21世紀の資本』の著者ピケティは、2000年以上のお金の歴史データを検証し、

 

r>g

 

「資本主義社会では資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回り、過去に蓄積した富が経済格差を拡大する」

 

ということを証明し「これは歴史的事実だ!」と、格差社会の到来に警鐘をならし有名になった方です。

働いてお給料が上がるよりも、莫大な遺産を引き継ぎその資本から得る収益の方が多くなる。

富める者はますます富み、貧しき者は貧しいまま。

それは、

 

労働所得よりも資本所得の優位性が高まって、勤勉や努力が軽んじられる社会

 

強烈な言葉が多く出てくる本ですね(笑)

 

『21世紀の資本』の中では、その経済格差の拡大を食い止める解決策も書かれています。

が、それは「お金持ちから資本税を徴収する」といった内容のもので、私たち個人がどうにかできるものではありません。

このままいけば、私は6分の5の「貧しき者」になるしかないの?

そんな大切なことを、国の政策だけにゆだねていていいのか?

 

お金持ちは、けして憎むべき悪者ではありません。

今後はますます、自分の幸せな人生に「自分自身で責任を持つ」ということが大切になってくるのだなと、この本を読んでいて改めて感じました。

 

犬も歩けば棒に当たるように、人が歩けば格差に当たる社会

 

どんな世の中になっても、自分の幸せに責任を持って自分にできることをやるだけやる!

今日は、そんな私の決意を書いてみたいと思います。

 




 

21世紀型タイタニック社会?!

私の読んだ『一番やさしいピケティ「超」入門』の中では、この格差社会の例をわかりやすく映画『タイタニック』に例えられていました。

わかりやすすぎてゾッとします(笑)

 

タイタニック号の定員は600人。

このうち「富める者」に当たるのは、6分の1の100人です。

「富める者」の中にも格差があり、スーパーリッチは1等客室、リッチは2等客室を占めます。

 

そして残り500名は船艙のような3等客室に押し込められる「貧しき者」。

このタイタニック号が、

 

やがて来る「どこにでもある格差」の社会の縮図なのかもしれない。

 

と書かれていました。

現在40代の私と同年代の方なら、映画『タイタニック』を見た方も多いと思います。

思い出してみてください。

ピケティの本では、過去格差が最も激しかった期間を「ベル・エポック期」と呼んでいますが、まさにこのタイタニックの沈没が、ちょうどそのベル・エポック末期の時代だったようです。

「一億総中流社会」と言われていた日本に生きてきた私たちにとっては、相当に強烈な世界ですよね。

 

私にできること

この強烈なタイタニック社会がやってくるとしても、それを私のチカラで止めることはできません。

私にできることは2つだけです。

自分自身が資本家になる

資本を持つものが優位にたつというならば、たとえ少しずつでも自分自身の「資本」を増やす努力をする。

その「資本」を投資に回し、経済成長率よりも有利な「資本からの収益」を自分自身が受け取る立場になること。

これをまずは実践していきたいと思っています。

 

経済格差の拡大は止められない?なら私にできるのは自分自身が資本家になること♬|ミイコ|note

 

この件については、noteにも書いています⬆⬆⬆

もしも本当に国民の6分の5が「貧しき者」になる社会がやってきたとしたら、これを実践したとしても私には6分の1の「富める者」に入る自信はありません。

けれど、そんな中でも自分のできる限りの努力をして、自分自身の自由に使えるお金を少しでも増やすこと。

これが大切だと思っています。

なぜなら富裕層並みの多くの資本がなくても”投資家になる自由と権利”を、私たちは持っているからです。

 

「2000万円問題」についても、「2000万円なんて到底無理! もうなるようになればいい」と諦めてしまうことが一番してはいけないことだと思っています。

たとえ2000万円という目標に到達できなかったとしても、100万円でも500万円でも自分の手元にお金があれば必ず困ったときのお守りになってくれるはず。

そして少しずつでも自分の好きなことに使える余裕に繋がると思っています。

 

私はたとえ6分の1の「富める者」に入れなくても、少しでも自分の自由な選択を増やすことを目標に「資本家」となり、r>gが示す「資本所得の優位性」を自分自身にも活かす努力をしていきます。

そこに金額は関係ありません。

月々1000円からでもいい。

 

「たった1000円の積み立てに一体なんの意味があるの?」

 

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、最初に1000円でスタートできた人は、そのうち3000円に増やせるようになる。

3000円に増やせたら、次に余裕ができたときは5000円に増やせるようになります。

でも1000円チャレンジをしなかったら、5000円の投資ができる余裕ができたとしても、そこから新しくスタートできるとは限りません。

 

始めるのに勇気が必要な投資だからこそ、少額からの挑戦に意味があると思っています。

私のブログを読んで、実際に楽天証券口座を開設し、1000円から世界経済への投資にチャレンジしてくれた読者様がみえます。

実際に始めてみることで、その毎月1000円の投資から「投資とはどういうものか」を知るきっかけを得ることができるはずです。

意味あることだと感じたならば、口座開設も完了していることからすぐに増額も可能ですよね?

 

「月々1000円さえも無理」という方は、それほど多くないと思います。

もしよかったら、これを機会にぜひ「月1000円の世界経済への投資」を始めてみてくださいね♪

 

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自分軸で生きること

もうひとつ私にできることは、他人と比べない。

自分軸で生きることです。

お金のあるなし、持っているモノ、自分の持つ才能 などなど、どんなことも人と比べていたらきりがありません。

だって自分より上もたくさんいるし、下もたくさんいますよね♪

周りと同じ幸せを求めずに、自分だけの幸せを明確にして大切なお金はそこに使っていく。

 

ノーマネー・ノーフリーダム(お金がなければ自由はない)

 

以前読んだ本に書いてあった、強烈な印象を受けた言葉です。

お金である程度の選択の自由は買えますが、お金で幸せを買うことはできません。

幸せとは、お金で買うモノではなく、誰かから貰うモノでもなく、自分自身で感じることですから♡

 

そのために必要なのが「自分軸で生きる」ということだと私は思っています。

他人の幸せに左右されることなく、いまの自分にできる範囲のなかで自分のしたいことを叶えていくことができれば、そんなにたくさんのお金は必要ないかもしれませんよね♪

上に書いたことと一見矛盾しているようにも思えるかもしれませんが、

 

できる限り自由に使えるお金を増やす努力をしていくこと

自分軸で生き、実現可能な範囲で幸せを感じて生きていくこと

 

この2本立てで、将来どんな社会がやってきたとしても、私は豊かで幸せな人生を生きていきたいと思っています。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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