こんにちは。
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
”我が家の資産額”ちゃんと把握できていますか?
月々の家計管理も大切ですが、我が家の総資産額をきちんと把握しておくこと。
これも家計管理においてとても大切なことです。
という私も実は5年前までは、きちんと資産額を出したりはしていませんでした。
ひとつの金融機関、ひとつの金融商品しかないご家庭でしたら、そこだけ見れば資産額は一目瞭然なので決算など必要ないかもしれません。
けれど大抵のご家庭はいくつかの金融機関に、いくつかの金融商品を持たれていることと思います。
その場合きちんとそれらを確認・計算してみないと、資産額の増減が見えてきません。
そういったことが、
●今年も貯金が全然できなかった
●うちは全然お金ないなぁ
という不安な気持ちを生んでしまう原因のひとつだと思っています。
我が家は2019年の一年間、とてもたくさんのお金を使いました。
🌺住宅ローンの繰り上げ返済
🌺夫のバイク購入
🌺沖縄旅行
🌺両親たちとの長寿お祝い旅行
🌺家のリフォーム 等々。
これだけ使えばどう考えてもマイナスでしょ?と思うところですが、
全ての金融機関の残高照会をとり、きちんと決算してみたところ資産額は前年より+80万円となりました。
みなさま。あけまして、おめでとうございます。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。 [afTag id=1629] 今年もワクワク楽しく・・・ブログ更新を続けていきたいと[…]
資産の増額については、我が家は株式投資をしており昨年の株高が影響したという理由もありますが、年末決算をしたからこそ知ることのできた具体的な数字であるわけです。
実際に決算して計算することがなければ、
「たくさん使ったから、貯金減ったな。今年は全く貯金できなかった。」
としか思わなかったかもしれません。
会社ではないので、1円単位で完璧に決算する必要はありません。(我が家も千円単位で計算してます)
けれどこうして具体的な数字を知ることで、過度な不安を抱えることは減り、見直すべきところがあれば家族で話し合って見直していくことも可能であると思います。
特に男性は女性と違い、聴覚より視覚優位な脳の構造をしていると言われています。
「今年も貯金できなかった」「お金がない」なんて曖昧な伝え方ではなく、男性には具体的数字を見せてあげた方が節約のために協力してくれたり、家計について一緒に考えてくれるようになるのではないでしょうか?
エクセルで資産管理簿を作ってみよう
我が家はエクセルの資産管理簿を使い、毎年年末に決算しています。
見出しに「作ってみよう」なんて書きましたが、私はメカ音痴なので自作ではありません(笑)
どなたかがご厚意で自作のエクセル管理簿をネット上に公開されており、それをダウンロードさせていただき利用させてもらっています。
なので、「エクセルできない~苦手~」なんて方は、「資産管理 エクセル」などで検索すると、きっとエクセルが得意な方が作られたダウンロード可能な資産管理簿を見つけることができます。
それをありがたく使わせていただければ、どなたでもお金をかけずに簡単に資産管理に乗り出すことができますね!
私の場合、一から作り出すことは苦手意識がありますが、ちょっとだけ仕事でエクセルを使用した経験がありますので、ダウンロードしたものを少しだけ我が家仕様にアレンジして使っています。
エクセルの表はいくらでも自由に書き換えられるところが便利ですよね。
我が家は株式投資がメインの資産運用となっています。
株式は値動きのある商品で、当然その時の時価があり現金とは全くべつの動きをするわけです。
(あらたに資金投入したのに、去年より残高減ってる・・なんてことが普通にあります)
そのため、同じ資産といえど現金とは分けて管理・把握しておきたい。
もうひとつ、学資保険等の保険商品も我が家の資産の大きな柱になっていますが、こちらもすぐに好きな時に引き出せる現金とは違うので、現金とは分けて管理しておきたい。
ということで、エクセルをちょっといじり、株式(投資商品)、保険商品、現金とそれぞれ分けて小計が出るようにしてあります。
そして資産とは別で、我が家には住宅ローン(分譲マンション所有)という負債があります。
資産管理簿には、マンションの資産価値は入れていません。(金融資産のみ)
マンションの価値は住んでいる間はあまり関係ないものですので管理簿には入れていませんが、負債はしっかり管理・把握しておきたいものです。
そのためこの負債額もしっかりと年末残高を記録しています。
(ちなみにクレジットの毎月の引き落とし額などは全く考慮していません。が・・・リボ払いやキャッシングなどの残高がある方は、ここで管理されたらいいかと思います。)
純資産を計算してみよう
最後に、資産管理簿において重要なのが「資産ー負債=純資産」を出すということです。
我が家は昨年、約170万円の住宅ローンの繰り上げ返済を行いました。
当然、その分資産が減るわけなんです。
でもその代わりに、ローンが確実に減っているわけですよね?
けれどこの純資産を把握しないでいると、「貯金が減った」ことに意識が向かってしまう人が多く、
●今年も全然貯金できてない
●繰り上げ返済したから貯金がなくなった
と、そんな言葉が出てきたりします。
あなたの周りでも、そんな言葉を聞いたことありませんか?
他人の話しの場合は「でもローン減ったわけでしょ!やったじゃん!」と俯瞰してみることができるわけですが、自分のこととなるとなぜか”減った貯金”の方にフォーカスしてしまいがちになってしまうんですよね。
まさに昔の私はコレでした。
そんな人の心理として陥りがちなマイナス思考を、このエクセル資産管理簿で「純資産」を出してあげることで、簡単に解決してあげることが可能です。
ちなみに上の方に「昨年の資産増加額は80万円だった」と書きましたが、我が家の昨年の純資産増加額は私もびっくりの”300万円”という数字をたたき出しました!
170万円という繰り上げ返済をしたことに加え、当然ながら月々の返済でコツコツ負債を減らすこともできていたわけです。
こんな数字を見ることができたら「お金減った」なんて落ち込むこともありません。
私じゃなくても、誰でもとっても嬉しい気持ちになると思います。
これだけで自分の将来が明るく感じますから、ワクワクした気持ちで「来年もがんばろう!」と、また家計管理や資産管理に精を出せるというわけです。
ただ単純に資産額をだすだけだと、+80万円だった。
けれど純資産額も一緒に出すことで、私のようにモチベーションが一気に上がります。
モチベーションについてはもうひとつご提案がありますので、下に書かせていただきますね。
エクセルの家計管理簿は、自分で好きにアレンジすることが可能です。
我が家はこれらと一緒に、夫婦の年収も同じエクセル内に記録しています。
前年より上がってるね!〇年前より数十万円上がってる!!
こうやって、どんどん自分のモチベーションが上がるように、自分好みで工夫して行けばよいと思っています。
ぜひ自分好みのエクセル資産管理簿。作ってみてくださいね。
資産管理に保険の積立額も入れてあげる
これは以前記事にしたことがあるので、詳しくはコチラの記事をご覧くださいね↓
今日は、積み立て保険は立派な資産!ということについて書いてみたいと思います。 「そんなの当たり前だよ!貯蓄のための積立てなんだから!」という声が聞こえてきそうですが。個人年金などの積立型[…]
上に書いたとおり、私は株式・保険商品・現金でそれぞれ小計を出しています。
この保険商品にあたるのが、積立保険になります。
いわゆる学資保険や個人年金などといった、のちに現金となって返ってくる予定の保険です。
掛け捨ての医療保険や死亡保障の保険は、ここには入りません。
これらは大きなお金を使っているわりに、現時点で目に見えてその成果がみえません。
子どもが18歳のときには300万円になるな。老後毎月10万円もらえるな。と思うだけ。
貯金の通帳残高のように、「今年は貯金頑張ったな!」というモチベーションUPにつながりにくい商品です。
そこで私はこの成果を可視化するために、将来受け取れる額ではなくその年に保険積立のために支出した金額を、この資産管理簿の保険の枠にひとつずつ入力しています。
この保険の支払額は毎年決まった金額になりますので、私はエクセル機能を使いパァーっと支払い終了の年まで入力を完了させてしまっています。
これをするだけで、今年自分たちが将来のために頑張って貯めたお金をしっかり見つめることができるわけですから、「今年も貯金できなかった」とはなりにくくなると思うんですよね!
その証拠に、我が家の資産増加額+80万円というのは、そのほぼすべてが保険商品の積立合計だったんです。
積立保険の増加がなければ、我が家の昨年の資産増加はほぼ0円の状態でした。
こんな具体的数字をみるだけで「あれだけお金使ったのに資産は増えた。やっぱりただ淡々とコツコツ積み立てる積立保険の存在はありがたいなぁ~」と、安心と資産が増えた幸せを感じることができ、また来年も頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
積立保険を入れなければ「今年全く貯金できなかった~」という結果になっていた我が家。
その数字を見てちょっとしょんぼりするのか、積立保険を可視化することで「あれだけ使ったのに80万円殖えてる~♪」と思うのか・・・あなたはどちらがお好みですか?
資産増加にはモチベーションUPが大切!
貯金を増やすには、よほどの大金持ちでない限り、やはりちょっとした我慢が必要です。
その”ガマン”を苦しいものにしないためにも、このモチベーションUPということは欠かせないと私は思っています。
そのためには「使えるものは何でも使え!」で、少しでも自分がうれしくなる方法を選び、それを取り入れていく。
貯金を増やしたいと思うなら、やっぱり「我が家の資産額」についてきちんと知ることが重要です。
私の正解があなたの正解ではけしてありませんが、私はエクセル資産管理簿を使い、その決算業務を毎年楽しみにしています。
貯金額が増えた通帳を「うふふ」と思いながら眺めるのと同じ心理です。
通帳を眺め「うふふ」と思う気持ちがある方なら、この資産管理簿を作るだけで、さらにそこでも「うふふ」と喜びを感じる機会が増えモチベーションUPに繋がります。
少しずつでも貯金を増やせるということは嬉しいものです。
今年は5万円10万円しかできなかった。
けれどその金額が来年は20万円かもしれない。
毎年管理簿に記録するだけで、資産増以外にも「去年と比べてこんなに貯金額が増やせた!」と感じることもできます。
こんな感じで、私は毎年の決算を楽しみに毎月わくわくで貯金に取り組んでいますよ!
不安ではなく、わくわく貯金が世の中にいっぱい増えたらうれしいです☆彡