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発信で伝えることの難しさ

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こんにちは。

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。

 

 

 

「マスク2枚の配布」についての、元官僚 千正康裕さんの記事を読みました。

政府マスクチームの浅野大介さんという方が、マスク2枚配布についての企画の真意を「国民のみなさんに伝えたい」という思いで書いたFacebook記事が炎上してしまったことについて千正さんの想いを綴られた記事です。

 

note(ノート)

1.アベノマスクの炎上 安倍総理が、1世帯2枚の布マスクを全世帯に配布すると発表しました。 この政策は、どうも…

 

今日のこの記事でマスク論について私は触れるつもりはありません。

千正さんの記事もマスクについて「何が正しい」とか語られているわけではなく、発信することの難しさ・大切さについて語られています。

それが今のわたしにとても勉強になったので、今日はこの記事を見て自分自身の学びになったことについて書いていきたいと思います。

 

良ければ先に上の記事を読んでみてください。

 

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先日の記事でもシェアさせてもらった本田晃一さんのブログ記事。

 

 

会社員をやってて社長の悪口をいう。

子供の時は、親のことを悪くいう。

でも・・・自分が経営者側に立ってみたら・・・、自分が親になってみたら・・・。

そのとき初めて、社長(経営者)の気持ち、親の気持ちがわかるようになる。

その立場になってみないとわからないことはいっぱいある。

だから「自分自身が経験したことのない立場の人」を、悪く言うのはやめようと思う。

そんなことを書かれています。

 

千正さんの記事にも、私たちにはけしてわからない「官僚」という立場の人の気持ちが書かれていました。

炎上した浅野さんのFacebook記事を見ると、ちょっと「発信者」としては配慮が欠けたような文章になっているとは私も思います。

と偉そうに言いましたが、私自身も発信者としてすべての人に誤解されないような、受け入れられるような文章を書く自信はありません。

 

それはやっぱり、人は誰でもまず自分視点でしか物をみれないし、配慮しようと思いつつもその同じ視点でしか結局言葉を発することができないと思っているからです。

それでも少しでも誤解を減らせるように、読んでいただく方にできるだけ不快感を与えることを避けるために、努力をしていきたいとは思っています。

でもそこで自分を曲げてまで言葉を言い繕うのでは発信の意味がありませんので、やっぱりすべての人に理解されることは難しいと感じています。

 

千正さんの記事の話に戻します。

政府マスクチームの浅野さんは、一般人の私たちと違い「24時間」マスクのことを真剣に考えていた。

不眠不休でマスクのことを考えているからこそ、それを「大事なことだろ」という視点に傾いてしまうことは仕方のないことで、その視点から発したちょっとした言葉が一般人には理解されず炎上に至ってしまった。

でも浅野さんは、バッシングされまくっているマスク2枚配布の企画の真意を伝えたかっただけなのですよね。

 

千正さんは「政策の領域の人間が、一般の人に政策の意図や中身を伝えるということは、これまでの霞が関になかった仕事だ。」と書かれていました。

けれど、国民に真意を理解されないまま誤解されたままでは悲しくて、浅野さんは勇気を出してその意図を発信してくれたのだと思います。

そして千正さんは、そんな浅野さんの想いと「マスク配布の真意」を誤解なく伝えたいという想いで上の記事を書かれた。

 

浅野さんの文章ではうまく伝わらなかった言葉を、千正さんはとても優しい言葉で理解しやすく書いてくださっています。

この文章なら多くの国民から理解を得られるのでないかと思ったのですが、noteに寄せられたコメントにはやはり反対意見もありました。

私個人としては、「うんうん。そうだそうだ。」と納得してしまう、とても勉強になる、そしてとても優しさの詰まった記事だと感じたのですが、それを私とは違った視点で見ている人もいる。

 

でもその方たちは、私にはない視点でその人なりの正しさの視点で見ていることはわかる。

それでもどんな見え方なのかは私には想像ができない。

想像ができないけれど、自分が自分の見てる正しさ・正義を大切に思うように、他の人達にも大切な正義があるのだと理解することはできるわけです。

 

浅野さんの文章も、一生懸命に国民の安全のために毎日マスクのことばかり考えてきた人が発した言葉だと思えば、「あれだけバカにされたら悲しいだろう」と思えてきます。

マスクを配るにあたり、予算や商品確保の問題、その他想像もできない苦労がたくさんあったと思います。

私たちの知らない間に、それをなんとか調整つけてようやく各家庭に配布できる準備が整ったのだと思います。

 

私たちにはそれがどれほどの苦労かは想像できませんが、自分たちが一生懸命にやってきたことを多くの人にバカにされたら悲しい気持ちになるということくらいは、みんな理解はできるんじゃないかなと思います。

政治家も官僚の人達も同じ人間ですからね。

 

「もっと他にやるべきことがあるだろ?」という意見もわかりますが、千正さんの記事に書かれているとおり、

・布マスク2枚配布は、不織布マスクを医療機関に優先的に回すためだったこと。

・それが国民全員の安全に繋がると考えられたからだったということ。 などなど。

 

そういった説明が国からあるかどうかで、印象もかなり違ってきますよね。

だけどこれまた伝えることは難しくて、うまく伝わる人もいればそうでない人もいる。

逆にしっかりと説明したことで反対意見が出たり、なにかどこかの言葉尻をとらえて批判もでてくるかもしれません。

 

発信することの難しさを改めて考えさせられました。

それでも、浅野さんの発信は千正さんもおっしゃる通り、大きな意味があったと思います。

そしてとても勇気が必要だったと思う。

そしてさらに・・・現在はこの炎上騒ぎにとてもショックを受けられていると思う。

ここで浅野さんのことをみんなで批判してしまったら、今後官僚の方で勇気を出して発信する人がいなくなってしまうだろうなと思います。

 

自分が発信する側に立ってみて、はじめてわかることもありました。

自分の考えがしっかりと伝わった上で、その考え方に反対意見があることは仕方のないことだと思います。

みんなそれぞれ考え方は違いますから当然です。

 

でもやっぱり・・・文章の書き方により誤解を受けてしまうことは悲しいです。

浅野さんの文章と千正さんの文章を読んで、あらためてそう思いました。

これからは「発信力が大切だ」と言われていますが、書いてる内容が正しい正しくないに関係なく、自分の気持ち・考え方を誤解なく人に伝えることのできるチカラは今後重要になっていきますね。

 

私自身が最近は発信恐怖症に陥っていますので、そういった自分視点でこの千正さんの記事を読み、そしていまその同じ視点でこの記事を書いています。

私と同じ視点でない方が、この記事を読んだらどんなことを思うのか?

それが私にはわかりません。もしかしたら、誰かに不快な思いをさせているかもしれません。

 

発信はやはり勇気がいることですね。

それでも自分の気持ちを書くことは自分の成長に繋がるし、誰かに自分の持つ思いを理解してもらえたら嬉しくなる。

これからもやっぱりブログを続けていきたいなと思います。

 

 

 

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