子どもがいただいたお年玉。
親が預かって貯金する?
それとも子供にお任せ?
各家庭で考え方はそれぞれですが、我が家は基本的に子供にお任せスタイルです♪
ただひとつ、今までアドバイスしてきたのが、
収入の10分の1は貯金しよう
ということです。
あとは好きに使おうが、貯金を増やそうが子供の自由。
今年四月から、我が家の子供たちは高学年になります。
今までは郵便貯金一択でしたが、今年からは世界経済への積立投資も少額から子供たちに体験させてみようと考え、楽天証券の未成年口座を開設しました。
今日は、子どもに「貯金、投資って楽しいな♪」と思ってもらえるように考えた、我が家のお年玉に対する取組みをご紹介したいと思います。
私の子ども時代「お年玉は強制貯金」
私が子供だった頃。
お年玉は私には選択の余地もなく、強制的に取り上げられ貯金されていました。
自由に使えるのは毎年千円程度だったかと。
両親は私のためにしっかりと貯金してくれており、大人になってから2~30万円ほどだったか?
受け取った記憶があります。
けれど、私はそれをありがたいことだと全く感じませんでした。
だから金額もほとんど覚えていません。
それよりも、中学生・高校生のころに自由に自分の好きなことに使いたかったという思いの方がはるかに大きかったからです。
子どもは無駄遣いする。
親の愛情から、後々まとまった大きなお金として渡した方が子どものためになるだろう。
そう考え、良かれと思ってしてくれたのだとわかっています。
でも!!だけど!!!
私は学生の頃に、もっと自由にお金が使いたかった。
私はいま、両親が大好きですしとても尊敬しています。
けれど私の母は当時とても厳しい人で、私の希望するものを買ってくれることはほとんどありませんでした。
お年玉も回収され、子どもだった私は欲しいものを手にする手段がなく「大人になるまで自由はない」と絶望していました。
そこには様々な理由がありますが、厳しいなりにもせめてお年玉だけでも自由に使わせてくれればよかったのになと、そこだけは今もちょっと恨み節が出てしまいますね(笑)
お年玉は……
子どもが唯一、普段めったに手にする事のない大金を扱う貴重な機会です。
一瞬で全部使い切ってもいい。
「あ~、あんなことに使うんじゃなかった!」という失敗も良い経験になるはず。
子どもに大金を扱う経験を積んでもらいたいのと、自分が感じた「子供の頃に自由に使いたかった」という想いから、我が家はお年玉の使い方は子供にお任せスタイルを選択しています。
この記事は、我が家のお年玉についての考え方を書いているもので、けしてお年玉を親が預かり貯金する方を否定するものではありません。ご了承ください。
収入の10分の1は貯金する
私の好きな本『バビロン大富豪の教え』にも、《黄金に愛される7つ道具》の最初のひとつとして書かれています。
1.収入の十分の一を貯金せよ
私は若い頃から毎月確実に先取り貯金をして、コツコツと貯金を増やしてきました。
先取り貯金をして、そのお金は最初からないものとして残りのお金で生活する。
それを当たり前のように続けてきました。
それを続けてきた結果。
独身時代の社会人生活6年間(半分は実家を出ています)で、700万円の貯金に成功しています。
こんにちは。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。 ●40代♪小学生2人の子持ち主婦●趣味は株式投資●住宅ローンは完済済み! 若い頃から”お金大好き”[…]
『バビロン大富豪の教え』にも、とてもわかりやすい例が書かれています。
想像してみなさい
籠の中に毎朝10個の卵を入れ、毎夕そこから9個の卵を取り出す…
いずれ籠は卵であふれかえるだろう
(中略)
真理とはいつも簡単(シンプル)なものだ
”収入の十分の一を貯金せよ”
そうすれば あなた方の財布は確実に膨らむことになる
卵にたとえると、とってもわかりやすいですよね♪
10個のうち毎日9個を食べてしまっても、確実に籠が満タンに近づいていく様子が想像できたはずです。
私の子どもの頃のように、我慢ばかりでは苦しいです。
私は子どもたちに……
●とりあえず1割だけは貯金しよう
●残りは、あなたが本当に欲しいと思うモノに自由に使えばいい
と、教えています。
小学生の子どもであっても、自分が手にしているお金が無限ではないことはわかります。
毎月のお小遣いも渡していますが、お年玉と比べたら微々たるものです。
「お年玉以外に大金が手に入るチャンスは滅多にない」
ということも、子供たちは重々承知しています(笑)
いつも我が家の子どもたちは、残りのお金を気にしつつ、
●何にお金を使うか?
●本当に欲しいものを手にするために何を我慢しようか?
ということを考えながら、今のところはとてもうまくお金が使えていると思っています。
お金が殖える喜びを体験してほしい
私は子どもたちに貯金することの楽しさと、お金が殖える喜びも体験してほしいと思っています。
が、残念ながら……
今の利率では、子供たちに「お金が殖える喜び」を味合わせてあげることができません。
そのため私は、毎年年末の貯金残高に対して1割の《おかあちゃん利息》を、私からのお年玉としてあげることにしています。
毎年年初は最低限の1割貯金しかしない子供たち。
けれど《おかあちゃん利息》がもらえることを子供たちは知っていますから、年末に手元に余っているお金はすべて通帳に進んで入金するようになりました。
それだけで、数百円でももらえるお金が殖えますから(笑)
すこしずつ増えていく通帳残高をみることは、子どもであってもとても楽しいことです。
小さいうちは、目に見えるもので説明するのが一番です。
通帳の残高を見ながらニコニコ喜ぶ体験は必須ですね♪
もちろん、この通帳のお金も自由におろして使ってもいいものだと、子供たちには伝えています。
そうすれば、私の子ども時代のように「親にお年玉取られた!」という意識もまったくありません。
通帳のお金もすべて自分のものなのだとしっかりと認識して、数字がふえることを子供たちはとても喜んでいます。
高学年では一歩進んで《投資》も少額から体験
最近、私自身がiDeCo口座を開設し、世界経済への投資を本格的にスタートさせました。
秋山哲さんの著書『お金からの解放宣言』を読み、世界経済への投資にとても魅力を感じたからです。
日本は少子高齢化が問題となっていますが、世界人口は今後2~30年はこのまま伸び続けると国連が予測しています。
●世界人口の増加(労働人口の増加)
●人間の成長欲求(もっとより良い世の中を作りたいという人の思い)
私は両親から株式投資を教わり、20年以上前から株式投資を続けています。自分で投資先の企業を選び、配当をもらったり株主優待を楽しむことが大好きです。けれど残念なことに、私には株式投資で大きな利益を出すという《才能》がないことに[…]
少し前に娘が「あつまれどうぶつの森」で《カブ》投資をスタートしました。
あつ森の《カブ》は、一週間以内に売らないと腐ってしまうようで、娘は最初わけも分からず最終期限の日に強制的に売ることになり大損(泣)
そこから《カブ》に完全に興味を失っていたところです。
これから始める世界経済への投資には、期限はありません。
上がるときもあるし、下がって損しているようにみえるときもある。
けれど実際に売りに出すまでは、その損失は確定しません(含み損)
どれだけそのときの口座の数字がマイナスになっていても、復活するまで待っていれば実際に損はしないのだとうことを、少額からでも体験してほしいなと思っています。
そしてその中で、
お金に働いてもらうことでお金が殖えるんだ
という経験も楽しんでもらいたいと思っています。
私は両親から株式投資を学びましたが、私が子どもの頃には100円から投資が始められる環境はありませんでした。
少なくとも数十万円が必要だった時代です。
大人になっても投資を続けるかどうかは子供の自由ですが、こうして少額から投資を体験できる世の中になってくれたことには感謝しかありません。
来年。
子供たちに証券口座を見せる頃に、株価がどのようになっているのかはわかりませんが……
将来、子供たちが中学生・高校生になったころには、投資の楽しさを実感し、自分たちでミニ株投資(いちかぶ投資)ができるようになってくれたらいいなと、とてもワクワクしています。
私は株式投資が大好きです。自分で投資先(企業)を選ぶ「個別株投資」が大好きな私にとって、正直投資信託というものは面白くないもの(笑)けれど今までに二人だけ、そんな私を投資信託の積み立て(ほったらかし投資)に踏み切らせた方がい[…]